9月に普通自動二輪免許を取得して初めてのバイク選び。
Dトラッカー125(カワサキ)、トリッカー(ヤマハ)、グロム(ホンダ)…。この3台で比較検討し続けた1週間。
ホンダ・グロム(2015年モデル)の購入を決断。そして9月中旬に納車しました。
慣らし運転が終了した1ヶ月間のインプレをしてみたいと思います。
2017年10月にグロムからSR400に買い替えました。2年間乗ったインプレも追記しています。
なぜGROM(グロム)を買ったのか
そもそも『SR400』や『250TR』に乗りたくて普通自動二輪免許を取ったのですが、残念ながらバイク駐車場は空きがなし。
マンションの駐輪場は全長2m以下しか止められません。そうなると選択肢は2つ。
- 全長2m以下のバイクを購入
- 125cc以下の原付二種を購入
全長2m以下のギア付きのバイクとなると現行の新車では、ヤマハのトリッカー(198cm)のみ。
そしてDトラッカー125は生産終了間近でカラーがブルーのみ。
本当に心から欲しいと思えるバイクがない。でもバイクには乗りたい。駐車場もいつ空くかわからない。
こんな状況の中で、いわば消去法で残ったのが、ホンダ・グロムだったのです。
GROM(JC61)の納車後インプレ
黒(アステロイドブラックメタリック)が第一希望でしたが、納車1ヶ月以上先になりそうなため白(パールヒマラヤズホワイト)にしました。
全長が176cmとコンパクトなので自転車置き場にも余裕で入ります。
太めのタイヤで安定感あり。安そうなタイヤですが普通に走る分には全く問題なし。
街乗りが楽しい走りの4速ギア。ですがニュートラルがちょっと入れにくい時があります。
クラッチは少し遠目の印象なので調整が必要。
燃料の残量インジケーターつきのデジタルメーター。ワンクラス上のバイクについててもおかしくない高級感のある装備です。
乗り心地
快適性よりも走りの楽しさを追求したバイクのため、乗り心地はそれほど期待できません。
一番気になったのはシートの硬さ。1時間程度乗っているとお尻が痛くなります。
タイ生産のため日本人のお尻には合わないシートなのでしょうか。(僕は筋トレをすることで解決しました。)
最高速
車体が軽く低速重視の設定のためか、すぐに80kmくらいは出てしまいます。
頑張れば100km以上出すことも可能だと思います。
しかし車体が軽く小さいため、80km以上は少し危険を感じます。
高速で巡航するよりも、街中をキビキビと走るほうが面白いバイクです。
燃費
グロムの平均燃費は51km/L。最高燃費62.5km/L。最低燃費45km/Lでした。
最高燃費は回転数を抑えていた慣らし運転中に記録したものです。
カタログ値が63km/Lなので燃費はかなり良い印象です。
タンクは5.5Lしかありませんが、余裕で200km以上走ってくれるので、給油の回数も少なくて済みます。
価格
価格は諸経費、自賠責などすべて込みで30万円。
原付二種の中では高価な部類に入りますが、デジタルメーターに倒立サスなど、小さい割には装備は良いので価格的には満足です。
グロムの慣らし運転について
説明書に記載されているグロムの慣らし運転の走行距離は500km。
バイク屋さんには、急発進や急加速をせずに、通常時はレッドゾーン(グロムは約8,500回転)の半分くらい、4,000回転までを目安に走行して下さいと言われました。
慣らし運転の目安にしている4,000回転前後だと、55km/hほどがリミット。このスピードだと交通量の多い国道は気持ちよく走れそうにありません。
近所だけで500kmも走行するのは、かなりの苦行になりそうです。
早く慣らし運転を終わらせて、下道の長距離ツーリングをしてみたいものです。
慣らし運転後、走行距離が1,000kmになった時点で初回のオイル交換を予定しています。
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グロムの慣らし運転終了!初回オイル交換と1ヶ月無料点検
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グロムはノーマルでもカスタムしても楽しめるバイク
僕にとっては初めてのバイクですが、率直に125ccの割には意外に速い(教習車のCB400SFとと比較して)と感じました。
コンパクトで軽量なバイクですが、質感は高く安定感もあります。
グロムといえばカスタムですが、本当に沢山の社外パーツが出ているので、飽きずに楽しめそうです。
まさにモンキーの125cc版といったところでしょうか。
今のところバリバリにカスタムする予定はありませんが、ハイエースに積んだりしながら遠出のツーリングをしてみたいと思っています。