新車で購入したグロムは慣らし運転が必要です。
最近のバイクは「慣らし運転は不要」と考える人もいるようです。
しかし、メーカーがわざわざ説明書にも記載しているくらいですから、やらないよりはやった方がいいでしょう。
慣らし運転が終わる頃には、1ヶ月無料点検や初回のオイル交換時期がやってきます。
納車から約1ヶ月半。慣らし運転開始から、初回オイル交換の目安である走行距離1,000kmまでのインプレです。
500キロ走行!グロムの慣らし運転が完了
納車から約1ヶ月、走行距離500kmに到達し慣らし運転が終了しました。
これでやっと道路の流れに合わせた安全な運転をすることができそうです。
慣らし運転中は4,000回転が上限で最高速は55km前後。
トルクがあるため加速は問題ありませんが、やはり国道など交通量の多い道路に出ると最高速は物足りないです。
500キロなんて遠出すればあっと言う間ですが、上記の理由でチョイノリが多くなり、予想以上の時間がかかりました。
しかし、高速道路を走るわけではないので、これぐらいの回転数でも街乗りは十分快適にこなせると思います。
また、もしこだわるなら初回のオイル交換時期の1,000キロまでは、最終的な慣らし運転として5,000~6,000回転に抑えておくと良いでしょう。
グロムの初回1ヶ月無料点検
慣らし運転が完了したついでに、バイク屋さんで1ヶ月無料点検を実施。
とくに何の問題もなく無料点検は完了です。
次回以降は任意の有料点検となります。
グロムを1ヶ月間乗って気になったのは、クラッチの遠さと、ギアがニュートラルに入りづらいことです。
クラッチは繋がるポイントがとても遠く、第一関節の指先の微妙な動きで操作する状況でしたが、操作しやすい位置に調整してもらいました。
とくに発進時の操作性が格段に上がり、ギアチェンジもしやすくなりました。
ニュートラルに入りづらいのは、オイル交換をすれば改善されるだろうとのことでした。
1,000キロ到達で初回オイル交換
無料点検から半月後、走行距離が1,000キロに到達したため、新車購入後初めてのオイル交換を実施しました。
グロムの初回オイル交換では、排出した旧いオイルにバリ(鉄粉)が混ざってる画像をよく見かけますが、私のグロムは目視でわかるほどの鉄粉は出てきませんでした。
純正指定のオイルに交換。
違いを感じるほどの変化はありませんでしたが、安心してあと2,000kmほど乗れそうです。
またオイル交換をしたことで、ニュートラルにもスムーズに入るように改善されました。
納車1ヶ月でやっとグロムが自分のものに
グロムは車体はコンパクトで軽く、エンジンもパワーがあって本当に走るのが楽しいバイクです。
しかし、慣らし運転中は回転数が上げられないため、一番おいしいところを味わえないもどかしさがありました。
慣らし運転、初回点検、この3点セットが完了して、初めてグロムを思い切り楽しむことができるようになりました。